点字の簡単な解説


 ● 五十音

 サイコロの 「6」 のようなマスを使って、全て1〜6の点で表現します。
 タテに・・・
 1
 2
 3
 この右側に・・・
 4
 5
 6
 となります。


 母音は、1・2・4 の位置の点で表します。 子音は、3・5・6 の位置の点で表します。
 例えば、「あ」 「い」 「う」 「え」 「お 」 は・・・数字で表しますと、「1」 「1・2」 「1・4」 「1・2・4」 「2・4」 になります。

         

 か行は 「6」 の位置の点です。
 さ行は 「5・6」、た行は 「3・5」、な行は 「3」、は行は 「3・6」、ま行は 「3・5・6」、ら行は 「5」 です。

               

 「や」 「ゆ」 「よ」 は・・・「3・4」 「3・4・6」 「3・4・5」。

     

 「わ(wa)」 「ゐ(wi)」 「ゑ(we)」 「を(wo)」 「ん」 は ・・・ 「3」 「2・3」 「2・3・5」 「3・5」 「3・5・6」。

         

 ですから 「か」 「き」 「く」 「け」 「こ」 は ・・・ 「1・6」 「1・2・6」 「1・4・6」 「1・2・4・6」 「2・4・6・」 になります。

         

 ● 濁音 ・ 半濁音

 「か」 (KA) の左に 「5」 の点を入れると 「が」 (GA)。
 「か」 (KA) の左に 「4」 の点を入れると 「きゃ」 (KYA)。
 「か」 (KA) の左に 「4」 と 「5」 の点を入れると 「ぎゃ」 (GYA)。

              

 「は」 (HA) の左に 「5」 の点を入れると 「ば」 (BA)。
 「は」 (HA) の左に 「4」 の点を入れると 「ひゃ」 (HYA)。
 「は」 (HA) の左に 「4」 と 「5」 の点を入れると 「びゃ」 (BYA) になります。

              

 「は」 (HA) の左に 「6」 の点を入れると 「ぱ」 (PA)。
 「は」 (HA) の左に 「4」 と 「6」 の点を入れると 「ぴゃ」 (PYA)。

   

 「促音」 「長音」 は、「2」 「2・5」 です。

   



Henry Nagata