2.神秘の言霊 「 アオウエイ 」 ( 母音の秘密 )


  「大和の国は 言霊の 幸はふ国」  (万葉集より)
  (やまとのくには ことだまの さきわう くに)

  「日本は言霊の霊力によって、幸せがもたらされる国である」と古来から言われていたようです。
  人間の口から出る言葉が現在と未来に影響を与える。敗戦後の日本で、米国が最初に潰しにかかった思想です。
  何故、日本は特別なのか?と言いますと、日本語は 「母音」が主体の言語であるから、ということのようです。
  また水と緑に恵まれている、ということも重要だそうで、世界的にも珍しいそうです。

  実践方法

  母音の「アイウエオ」を順番を変えて唱える方法には幾つかありますが、ここでは一例だけ載せて置きます。
  例えば、DNA 528Hz の音叉を鳴らしたり、または合掌して・・・
  腹式呼吸をしながら、ゆっくり 「アー」 「オー」 「ウー」 「エー」 「イー」 と一息で唱えます。

  ところが!・・・母音の秘密?を発見してしまいました!
  ゆっくりと「アーオーウーエーイー」 「アーオーウーエーイー」と繰り返していると・・・
  不思議なことに、何故か「ヤーウェ・ヤーウェ」と聞こえて来るではありませんか!
  テンポを遅くしても同じように聞こえます。
  「アオウエイ」の最後の「イ」から、次の「ア」へ行く時に「ヤー」と聞こえるようです。
  最後の音源では「アーメン・アーメン」と聞こえるような気がするのですが・・・


  アオウエイ  (音声読み上げソフト)

  女声-1)  

  女声-2)    

  男声-1)  

  男声-2)  

  女声-3)  


  これがもし偶然でないとすると、「ヤーウェ」は世界共通語、いや宇宙共通語ということになるのでしょうか?
  そう言えば、仏教のお経も神道の祝詞も、能楽の謡曲「高砂」も、言葉を長く延ばして母音を強調しています。
  あおうえい祝詞というものもあり、お経のように読み上げて、浄化などに使われているようです。
  母音を意識して強調することで、「天上の神様(振動)と一体になる」ということなのでしょうか?
  宇宙の初めに言葉があった。神は言葉 → 言葉は音 → 音は振動 → 母音による言霊で宇宙の振動と一体になる?

  大音は聞こえない!?  「大音は希声なり」  (老子 道徳経より)
  真実の大音は、かえって耳には聞こえないほどの微(かす)かな音(希声)である。


  【アオウエイ祝詞】

  アーオーウーエーイー。
  アーオーウーエーイー、アーオーウーエーイー。
  アーオーウーエーイー、アーオーウーエーイー、アーオーウーエーイー。

  ネットで拾った音声   


  「アオウエイ」の他に、「アエイオウ」を無声で唱える、という方法もあるようですが・・・
  ここでは意識して「声を出す」ことをお勧め致します。


  ヨハネによる福音書より

  「初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった。この言は、初めに神と共にあった。
  万物は言によって成った。成ったもので、言によらずに成ったものは何一つなかった。言の内に命があった。
  命は人間を照らす光であった。光は暗闇の中で輝いている。暗闇は光を理解しなかった。」

  「言は世にあった。世は言によって成ったが、世は言を認めなかった。
  言は、自分の民のところへ来たが、民は受け入れなかった。
  しかし、言は、自分を受け入れた人、その名を信じる人々には神の子となる資格を与えた。」

  日本の古神道では、「言葉」は言霊であるとしています。
  「こと」とは「息」の古語であり、「ば」は口を開けた状態を指しているそうです。

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波動と言霊


Henry Nagata